オープンタイプのロンドンバス(ルートマスター)はイギリスでもあまり見かける事が出来ない非常にレアな車両です。広告媒体はもちろん、パレードなどのイベントにも引っ張りだこな車両です。
一階部分にはドアを設置しており展示スペースとしての利用の場合でも保管時に外部からの侵入を防ぎます。また解放感バツグンな2階へのアクセスも容易なエントランスも非常に魅力的です。
広々とした2階のオープンスペースには防水タイプの座席が設置してあります。
1959年に生産を開始したルートマスターは1968年までに2,876台が製造され2,760台がロンドン市内で運行されました。後部に出入口を置くワンステップ構造を実現してパワーステアリングや前輪独立懸架、アルミニウム合金製の車体など、当時として先進的な装備が満載の車両でした。
ルートマスターに愛着を持つロンドン市民は多く、2005年11月からは9系統及び15系統の2系統の「ヘリテージルート」で運行されていました。2014年には9系統が、2019年に15系統がそれぞれ廃止となり、60年の長きに及ぶ定期運用を終了しました。しかし2020年以降も観光ツアーやイベント用車両が英国各地で元気に走っています。
2階座席部分には簡易的なテーブルなども設置可能です。(写真はイギリスでの運用事例で法令の関係上日本では座席配置などが異なる場合がございます)
オープンタイプの大型観光バスは全長12m、高さ3.8mと巨大です。もちろんボディにはフルラッピングを施工しての走行が可能。このふそうエアロクイーン3は低運転席仕様の二階だけバスですので、車体前方上部にもラッピングか可能な貴重なバスです。
二階座席部分は開放的ながらも風の巻き込みを防ぐ構造になっており、加えて風の流れを制御するエアロカバー及びリアスポイラーを装備し快適な客席エリアを確保する構造になっております。
急な天候の変化にも対応が可能な様に天井部分には幌タイプの屋根を装備しており開閉が可能な構造になっております。
ショールームトラックは荷台部分に大型シャッターを装備しており、CLOSE時にはラッピング広告を展開することも可能です。また、シャッター部は任意の位置で止めることができデザインにより半開放状態での走行も可能です。
増トン車(大型車登録)仕様になっていますのでロールスロイス、ベントレーなどの大型車も積載可能な広い荷室は使い勝手バツグンです。
後部には大型パワーゲートを装備していますので重さのある展示物の積載も容易に行える構造になっています。
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